
Scents bring back memories"EDP"
2021.12.28~
香水、つける派ですか?僕はつける派です。毎日ではないけれど、緊張感を持ちたいときや、リラックスしたい休日とか、ちょっと格好つけたい日とか、その日その時間をどんな気分で過ごしたいかによって香りを使い分けています。フレグランスって気持ちを切り替えるのに凄くいいんですよ。

“香り”は人間の感情や記憶と深い関係があるそうで、その影響は視覚や聴覚から得る刺激とは比較にならないほど大きなものらしいです。たしかに、コンビニの棚にラーメンが陳列されているのを見ても何とも思わないけれど、日暮れどきにどこからか、あの家系特有の匂いが漂ってくると、無性にラーメンを啜りたくなります。

カントリーサイドなサーフスポットで波待ちしてると、オフショアに乗って野焼きの香ばしい匂いがしてきます。あの煙たい感じが、田舎っていいなーってなりますよね。夏の夜に林の近くを歩いていると、カブトムシの匂いがするーっていうやつ絶対いますよね、あれは夏の風物詩のひとつに認定したいぐらいです。
こんなふうに香りって記憶とすごく密接に結びついていて、思い出とかいつかの情景を鮮明に呼び起こす力があるんです。3種類のオリジナルフレグランスは、それぞれがATRCTRの旅のワンシーンをフューチャーした香りになっています。この香りが身につけた全ての人にとって、それぞれの大切な記憶を想起させるプライベートで特別なものになっていくことを願っています。
